そもそも自然気胸って?!?

恐らく、このブログの読者の皆様で、自然気胸になった経験のある方は少ないことと思います。

そうは言っても、このブログに辿り着いたと言うことは、「自然気胸」「肺気胸」など、それらしいキーワードで検索したり、リンクを辿って来られた方が多いことでしょう。つまり、気胸に関する何らかの情報を持っている、もしくは、情報を得たいと思っている人が多いのだろうと想像しています。

ネットで、”自然気胸”と検索すると、やはり医療関連、病院による気胸という病気の解説ページが多いですね。
私自身、気胸に関して情報収集したくなるワケですよ。二十歳の時とは異なり、今はインターネットが普及して、いろんな情報を自宅に居ながらにして、得ることができるようになったのですから。

でも、気胸に関する情報って、16年前の1993年も、現代の2009年も、大して変わっていないように感じます。

例えば、“自然気胸とは”って、調べてみると、多少の表現の違いはあれど、ほぼ同じ内容...
「自然気胸とは、肺に突然穴が開き、空気が胸腔内に漏れて肺が圧迫されて縮んでしまう病気」と出てきます。
私、正にソレでした。レントゲン写真を見ると、左の肺が見事に潰れていました。

でも気になることは、この疾病の原因で...
「自然気胸になる人は、もともと肺胞の先に小さくて薄い風船のような弱い袋(ブラ)をもっていて、この袋が何かの拍子で破裂することによって自然気胸が起きるのです。
なぜブラができるのか、なぜ破れるのかということはまだはっきりとわかっていません
つまり自然気胸と呼ばれているのは、なんの原因もなく自然に起きるからなのです。」

結局のところ、ナンかよくワカランけど、肺に弱い部分ができて、ナンかよくワカランけど、その弱い部分が破けてしまう病気、と言うことなんですよね。そもそも、原因がよくわかっていない病気。コレだけ科学も医学も進歩した世の中になっても、そーゆー病気ってあるんですねー。原因がわからないと、予防する手段も考えようがないですよね。
まぁ、風邪を治せばノーベル賞、なんて言いますけど...。

病にかかった本人も、嫁ハンも、両親も...分かったような分からないような、そんな入院生活でした。