右肺部分切除術:当日

朝から手術。二週間ほど前に左肺で経験しているとは言え、やっぱり気持ちは完全には割り切れないし、緊張もするわけです。

手術室へ向かう、お出迎えのベッドがやってきて乗り換えます。
移動の途中にナースステーションの前を通ると、数日ぶりの婦長さん。

なんか右肺がおかしーなーって思い始めた先日、こんな会話
をしていただけに、慌てて出てきてくれました。

「Tさん、ホントに反対側なっちゃってたのねー。」
「まさか、ホントになってるとは夢にも思いませんでしたよねー。」
そんな会話をして手術室に向かいました。

青いベッド、数人の看護婦さん...左肺のときと同じ光景が広がっています、当たり前だけど。
どーゆーワケか、左肺のときよりも、緊張の度合いが高い自分がいます。なんだか、唾液が沢山でてくるし、変な汗も出てくるし...。
しばらくして、鼻と口に呼吸用のマスクを当てられます。
「はい、Tさん、今から酸素流しますからねー。」 の声。酸素ちゃうやん、麻酔やん...分かっている自分がなんとなく悲しい。
しばらくして、意識が遠のいていく意識があって...遠のく意識の中で、周囲の方が慌ただしく動き始めたのを感じた。

次に意識があったのは...
「ハイ、Tさん、手術終わりました-。」 の声。
うわっ、聞こえてもーたがな、終わりましたの声...そんな声、聞こえないで、そのまま部屋に連れて行って欲しかったなー...と、うっすらと芽生え始めた意識の中で感じていた。

ところで、なんだか喉に違和感があるのはなんでだろ? そう感じた瞬間に...
「じゃ、抜きますネー。」 あ、まだ人工呼吸器が入ったままなのね。
ゴホッ ゲホッ むせてしまう私。
「Tさん、早いよ早い、もうちょっと落ち着いて。」 違和感があるので、喉をゴクッとして締め付けてしまうので、抜けにくくなっているらしいです。なんとか呼吸器が抜けて、手術室の外に出ることができました。

外には、オカン、オトンの他にも、姉が来てくれていました。
あ、ねーちゃん、わざわざ来てくれてたんやー。 って言いたかったけど、それを言うだけの体力と気力がなかった。

再びHCU(High Care Unite)での生活が始まりました。
「今、何時ですか?」 と聞いたら、「12時過ぎです」の返答。
12時?お昼だよな...夜の12時だったら、あとは寝るだけなんだけどなー、今日の午後、ナニをどうやって過ごしたらえーねん?? あまりはっきりしていない意識の中で、そんなことを考えていた。

HCUにいると、片腕に常に血圧計がついていて、自動的に定期的に計測が始まる。昼寝をしていても、その音で起きてしまう。午後は結局、寝入ってしまったんだけど、それもあってか、逆に夜、寝付きが悪い...。夜中に何度も起きてしまい、これが結構、辛かった記憶があります...。

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