やっと出た

廊下 体験談・日記
廊下

手術が終わってから、左脇からトロッカー(チューブ)が出ているワケですね。漏れている空気や、血液、体液を抜くためのネ。
空気の漏れが止まって、血液や体液もほとんで出なくなると、管を抜く作業が必要になるワケです。

で、その日がやってきたワケですよ。
まぁ、大した作業じゃないだろー、って思いつつ、看護婦さんに

「抜くときって痛いんですか」 って訊いたら、
『抜くときに泣いてしまう患者さんもいらっしゃいますよ、ちょっと痛いかも。』 と真顔

で、主治医の大先生が、いつものように若手の先生2名を引き連れご来室。
「じゃ、今から抜きますね。」 と笑顔

麻酔を打つとき、
「はーい、今からチクッとしますねー」 なんだかいつもと違ってテンション高い。どちらかと言うと、お堅い感じの先生なだけに、言葉のギャップにちょっとビックリ。

で、肝心の抜くときですけど、痛みは全くありませんでした。
むしろ、なんとなくヌルッとしたものが身体から抜ける感じで、ちょっと気持ち悪いくらい。
まぁ、無事に作業終了で一安心。

管が抜けると、晴れてベッドから離れて歩けるようになるんですよね。何せ、手術当日からずっとベッドで寝ている生活でしたもん、足がフワフワして、すっごく変な感じ。
真っ先に向かった先は、もちろんトイレ

問題なくオシッコが出た。すると、なんとなーくだけど、便意が。個室に入って粘る、力む、頑張る...うーん アレッ、なかなか出ない。個室の中で格闘すること、30分強(マジ)。ようやく、なんとか、やっとこさ、出た

いやぁ、お腹はもちろん、精神的にもスッキリ、と言うか、ホッ、と言うのが本音

快眠・快便は健康の証ですね、入院すると、ソレが良くわかります。

保険見直し本舗

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